事業再生の現場から

大和ハウス工業

お早うございます。

宇都宮は生憎の雨です。全国的に「かつて経験したことのない雨」が話題となっておりますが、ここ栃木県でも土曜日(7/27)午後の雨は凄かったです。

北部大田原市では一時間の雨量が83ml/h、さくら市は正式計測ではないようですが同100ml/hのもの凄い雨量を記録したそうですし、宇都宮も相当量の雨が降りました。何か地球が怒っている感じがします、災害とか起きなければ良いのですが…。

さて、一昨日家内と自宅近くのショッピングセンターに出掛けました。

(混雑を予想して)いつもと違う道を通って行ったのですが、途中で長らく空き地となっていたP店(バチンコ店)跡地に建設用フェンスが掛っているのを見つけました。

新たな地主さんが賃貸用(?)と思われる店舗を建設しているようです。

フェンスのデザインで「ダイワハウス」の受注物件であることが一目で分かりました。

俳優役所広司さんのコミカルな演技が際立つCMが人気の「大和ハウス工業」ですが、プレハブ工法による流通業向けの店舗開発では業界でも図抜けた存在のようです。

私が通勤する途中の道筋でも、ドラックストアの店舗や賃貸住宅の建築など3箇所で「ダイワハウス」の看板が掛っています。

宇都宮駅東口でも時間貸駐車場が最近「ダイワロイネットホテル」に衣替えして開業しましたし、「ダイワハウス」の奮闘が目に付きます。きっと宇都宮支店(?)の皆様が優秀なんでしょう、他社には無い動きのように思えます。

低成長…、ヘタをするとデフレでマイナス成長が続いた日本経済ですが、同社のように顧客のニーズというかウォンツを上手に引き出して成長を続ける例もあるのですね。

私の履歴書で同社会長樋口武男氏の半生が紹介されましたが、とにかく同社は「モーレツ営業」で知られていますし、下請業者からは「品質管理が厳しく単価も厳しい」という意見を良く聞きます。

しかし「実績」は申し分ありません。

この20数年、業績不振に喘ぐ企業も多くなっていると思いますが、「大和ハウス工業」の遣り方にこそ、再建のヒントがありそうです。

 



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