事業再生の現場から

超真面目な経営陣③

シリーズ3日目です。

そろそろシリーズにも飽きて「次の話題に移らんかいっ!」って所でしょうか?

ですが、そうは行きません(笑)

昨日は、A社の経営陣と共にメイン行であるB行に「資金繰り支援」の申し入れに行って来ました。

A社の資金繰り逼迫の要因は明らかです。

B行で180万円、C行(準メイン)が150万円の長期借入金返済があるのです。(いずれも返済元金の金額)

年間に換算すると約4,000万円近い借入を両行に返済している事になります。

A社の損益は、昨年決算時点で若干の赤字、営業キャッシュフローもマイナスです。

買掛サイトを延ばしたり、売掛金回収促進&保険解約や預金取崩でなんとか銀行への返済原資を確保して来ました。

驚くべき事に、長期借入金返済に見合う「借換資金需要」に二行とも消極的で、銀行さん曰く「取り組み易い」弁済原資を特定した形・手形貸付による短期取扱で、A社からの資金需要に応えていたようです。(銀行に行く前に見せて貰った資金繰表で、問題点は一発で分かりました)

始めのうちは「売掛金・未収金」を弁済原資に特定できていたものが、長期約弁が進み当社の資金不足が続くと「売上発生」前、取引先から発注があった事象を担保に融資する、そんな資金繰りが日常化しているのです。

「貸出の遣り方が悪いよね、これじゃぁいずれ弁済原資が枯欠して資金繰り破綻だよね」

「担当者が相手の事を慮って貸出方法を考えてあげないと。お客さんは素人だからね、言われるがままやっていった末に、はいここで支援ストップです、ではあまりに気の毒でしょ!!」

結構、ご本人達では言えないことをズケズケ言っちゃいます。

まぁ、金融機関担当者との信頼関係がないと、私もいきなり初対面でこんなことは言いませんが。

いずれにしてもA社の立ち直りは、金融機関B・C行の協力なければ期待できません。

当方もでき得る限りの経営努力を見せて行くつもりです。

金融機関としてしっかりサポート&指導をお願いしたいと思いますm(_ _)m



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