事業再生の現場から

高校野球にもタイブレーク制?

7月も半ばになり、各地で全国高校野球選手権大会(いわゆる“夏の甲子園”)を目指す都道府県予選が始まりました。

地方TV局が地方大会の様子を放映する際には、選手の出身中学を紹介する等の配慮があって、TVを見る側も「オラが郷土の誇り」「誰々ちゃんちの息子(孫)が映ってる」等非常に身近さを感じ、つい応援に力が入ってしまいます(笑)

来月には甲子園球場で「深紅の大優勝旗」を目指した全国大会が始まりますが、この高校野球を巡って、延長戦に突入した場合、ソフトボールでも導入されている「タイブレーク制」を検討するアンケート調査が始まったと報道がありました。

延長15回でも決着つかず、再試合になった場合の選手(特に投手)負担を減らすための措置だそうです。

確かに組み合わせ次第で3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と試合が続いた場合でも、チームの「大黒柱」「エース」ともなると、学校や郷土のために(もちろん自分のためでもあるのでしょうけど)肩や肘に過大な負担が掛る事を知りつつ、一人のピッチャーの連投に頼るケースが多いのは周知のこと。

結果、エースピッチャーの「将来」に多大な(悪い)影響を及ぼしたことも、1度や2度では無かった筈です。

しかも高校野球は「高野連」によると、教育の一環で行われている事業です。

そう考えると、選手の将来に悪い影響を及ぼし兼ねない「過度な投球」は、主催者側で制限すべき事項かも知れません。

アンケート結果次第なのでしょうけど、この導入は「是」と思います。



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