事業再生の現場から

何があったの? 雅秀殿

先日、宇都宮を中心に「中華レストラン」を経営する雅秀殿グループの経営破綻関連の話をブログに乗せたところ(「やってて良かった!!雅秀殿!(^^)!)、非常に反響がありました。

何故なのでしょう?

一方、「経営権を譲り受けた2社が、事業を継続する模様…」と、下野新聞に掲載されたとおり、宇都宮駅東口の「雅秀殿」やラーメン「火山」は営業を継続しているようですし、「火山」の店舗がつい最近、新業態の大衆中華店に模様替えしていたり、事業を承継した「運営会社」は、事業意欲満々のようです。

 

そんな中、実は昨日、馴染みの業界関係者から1本の電話を貰いました。

「今回の雅秀殿の件、リンクスさん絡んでないよね?」

勿論、全く関わりありません。

話を伺うと、どうやら雅秀殿の事業承継(たぶん「事業譲渡」で経営権を承継したようなことを言ってましたが)に絡んで、取引金融機関の一部が“激怒”しているのだとか。

県内で起きた「事案」なので、うち(弊社)が絡んでいたらとんでもないことになる、と気を利かせてくれて、お知らせしてくれたようでした。

どんな経緯や手法で、雅秀殿の店舗が閉鎖することなく「事業継続」しているのか、だから皆さんの関心が高いのかしら?と勝手に得心した訳ですが、雅秀殿の事業がこのまま円滑に承継されて行くのか、少し心配になりました。

件の関係者の話では、相当強引な方法を使ったらしいのです。

そうでなければ、地元の事業者再生を支援する立場にある金融機関が、“激怒”する筈がありません。

もう少し注目する必要があるようです。

利用者としては、何とか乗り切って貰いたい処ですが…。

 

 

 

 



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です