事業再生の現場から

足りない理由と返済原資

お早うございます。

久々宇都宮の事務所からスタートする予定です。

それにしても最近の蒸し暑さは“閉口モノ”です。

まるで「熱帯雨林かっ?」っていうくらいの蒸し暑さで、夜も気温が下がらず、最近はなかなか熟睡できません。(実際に熱帯雨林に行ったことは無いのであくまで想像・妄想ですが…)

エアコンを付けると、朝起きた時に喉がガラガラで体もダルいし、かと言って蒸し暑いと眠れないし…。暫く葛藤が続きそうです。

 

最近、資金繰りコンサルタントとして都内で活躍する知人E氏からの紹介で、人と会う機会が増えています。

「とりあえず村上さんという人を知ってるから、話を聞いて貰いなよ」と、E氏を通じて面談させて貰った方が、この2週間で4人ほど居ます。

内容は様々ですが、とどのつまり「資金調達」に関する相談に集約されますが…

相談相手のお話を傾聴し、気になる点や問題と思われる点をお尋ねすると、「それは○○から良く聞いてなかった…」おいおいっ、自分の話じゃないんかーいっ?というパターンが非常に多いのです。

 

参考までに話しておくと、「なぜ資金が足りないのか?」「借りたカネはいつどうやって返済できるのか?」最低限そのあたりを“当事者”である社長が把握していないと、なかなか金融機関から「融資」は受けられないんじゃないかなぁ。

それでも「カネが無い(無くなりそうだ)から銀行に借入申し込むんじゃないか! おカネが足りているんだったら、そもそも借入なんて必要ないんだからさっ」と、私を叱る罵声が飛んで来そうです…

でも「資金必要事由」と「返済原資」の確認は、融資担当者からすると“イロハのイ”なんだよなぁ。

 

“足りない理由”を棚上げして話を進めると、“売上で返済する”となります。

まぁ「返済原資」ですね。売上が上がれば…ですけど。

 

そんなこんなで、仕事の実入りにはならない代わりに、若者のエネルギーを頂戴しています。

仕事に打ち込む熱意と未来への希望を聞かせて貰える機会なんて、実生活においてそうザラにはありません。

 

峠を旅する若者を餌食にする「山姥(やまんば)」では無いけれど、若者のエネルギーを感じて、いつまでも現役であり続けたいと思うのは、私の我儘かしら?(笑)

 

 

 

 



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