事業再生の現場から

自分が一番勉強になった「農場見学」

都内で毎週開催される異業種交流会のメンバーで、都内を中心に首都圏で17店舗を展開するインド料理チェーン店「ムンバイ https://www.mumbaijapan.com/」オーナー黒田社長を、県内で地道に農産物生産に従事する農場主に紹介する機会がありました。

インド出身で外交官の父を持つ黒田社長は、東京外国語大学に留学された時に日本人のご主人と知り合い、結婚されて長らく主婦をしていたそうですが、遠く離れたインドのお母さんを想い、ホームシックになった事をきっかけにインド料理のお店を始めたそうです。

靖国神社側の九段に第一号店を開いてから10数年、現在では首都圏に17店を展開する飲食店のオーナーとして成功している黒田社長ですが、彼女の夢はまだまだ…「大志」の成就に向けて日々奮闘中との事です。

 

そんな彼女から「村上さんの地元では、野菜や果物など、ムンバイと直接取引してくれるような農場とか無いかなぁ?」と言う相談があり、とりあえず「都内と栃木県の距離と時間、位置関係」等を経験して貰う事も含め、知り合いの農場主に掛け合って「農場見学」を実現したものでした。

最初にお邪魔したのは「トマト農家」の園芸施設です。

温室内は温度管理が徹底され汗ばむほど…施設内を受粉用の蜂(みつばち?)が飛び交い、赤く色づき始めた大玉のトマトを見て黒田社長以下のスタッフもにっこり!(^^)!

契約農園として、これから安定供給元となって頂けそうな感触です。

栃木県産のフレッシュなトマトが、収穫された当(翌)日にインド料理チェーン・ムンバイで提供される日も近い!と勝手に妄想を膨らませています。

 

次に訪れたのはイチゴ農家さんです。

イチゴハウスの中はミツバチが飛び交う温暖な陽気で、こちらのハウスは重油等の化石燃料を使わずに「地下水」の循環を活用したエコ栽培を採用しているそうです。

イチゴハウスの横には、栃木県では珍しいマンゴーを栽培するハウスが林立しています。

ムンバイ「マンゴー・ラッシュ」は、女性客中心の大ヒット商品です。

関東地方でフレッシュマンゴーを栽培する農園は珍しいそうで、スタッフの皆さんも興味深々…

6月からの出荷に合わせて、何とか「栃木産」マンゴーがムンバイの店頭を飾れないものかと、宿題を出されて帰路に着かれました。

 

総じてトマトにしてもイチゴにしても、マンゴーにしても私の身近で育てられているにもかかわらず、栽培している状況等、初めて目にする事が多く私自身非常に勉強になりました。

今回の農場見学、企画したのは私ですが、一番身になったのも私だったりして( ;∀;)

 

 



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