事業再生の現場から

レオパレス問題の余波が…

お早うございます。

マスコミでは「スギ花粉、今がピーク!!」と騒ぎ立てますが、昨日今日と地元を飛び回って宇都宮周辺の山々の様子を窺うに、スギ花粉の飛散は、どうやらピークを越えたような気がしています。

なぜなら、光に反射するスギ立木の色が「オレンジ」から「暗緑色」に戻りつつあるから(‘_’)

この後、ヒノキ花粉の飛散も始まるのでしょうが、なんといっても量的にはスギ花粉が「花粉症患者」の大敵です、ようやく光が見えて来ました☆彡

 

さて、建築基準に満たない強度の建物を建築しオーナー・店子に提供していたと、問題視されたレオパレス21の問題ですが、先日弊社にも、その問題がらみの相談者がお出でになりました。

お話を伺うと、10年くらい前に「遊休地に2階建てのアパートを建築しないか?家賃は店子が入らなくても建築会社が保証する、提携銀行から融資は100%出るので手持ちのお金を使う必要がない。相続税対策になるし、毎月手元に80万円くらい残る」というレオパレス社の提案を受け、初めて不動産投資(賃貸業)に参入されたと言う中年の女性です。

 

この女性によると、建設途中から何となく「手抜き工事をされているのでは…??」と言う感触はあったのだそうです。

建設現場(自宅から近い)に出向いて「この柱で数は足りているのか、口径は細すぎないか」とちょくちょく業者に声を掛けると、営業担当者がフォローに来て火消し役を買っていたので、結局そのまま工事完成・オーナー引き渡しとなり、確かに契約通り100%入居者が入る前でも家賃保証の金額が振り込まれたので、結局「手抜き工事ではないのか?」との疑惑はうやむやに…

その後、保証家賃の値下げ要求が何度かあり、当初約束の家賃より6~7万円/月は減らされたものの、この十年間きちんと家賃は支払われていたそうです。

が、しかしここに来てこの問題勃発です。

ご婦人が所有するアパート3棟も、あろうことか問題の基準未満の建物だと連絡があったそうです。

 

他所へ転売するにも、レオパレス問題を伏せては売却できないし、アパートローンも相当金額残っているようです。

さてさて、困ったご婦人は、どうしたものかと弊社に相談を持ち掛けて来られた、そんな案件です。

 

さぁ、どうしましょうか…

詳細は、また次回に

 



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