事業再生の現場から

西武信金…ちょっと心配②

週明けにいきなり「ぐらっ」と来て一瞬ヒヤリとしましたが、先ほどの地震(6/17 am8:00 茨城沖震源)では強いところで震度4を記録したそうです。

宇都宮は震度3… その割にはこの栃木県森林組合ビル…結構揺れました(笑)

改めて「天災は忘れたころにやって来る」を思い出しました。

減災に気を配らないと…

 

ところで、昨年秋くらいに標題記事をこのブログで紹介していましたが、その後西武信金は理事長他の主要経営陣が退任され、経営の刷新が図られたようです。

西武信金と聞いても、北関東の人は「ピンと来ない」かも知れませんが、東京三多摩・南埼玉地区を営業基盤とした大手の信用金庫で、不動産融資に特に積極的な金融機関として、業界には知られた存在でした。

最近、同庫をメインとする取引先へ伺ったら、さもありなん「理事長や営業推進担当役員など経営陣は総とっかえで、最近は融資打診にもシブい反応しか無いって話だよ」と社長が教えてくれます。

問題のあった(反社会勢力との取引や接待疑惑)信金なので、取り敢えずは行政庁(金融庁)に対して「恭順の意」を示すしかないのでしょう。

「羹に懲りて鱠を吹く」のは、金融業界ではよくある事ですが、これではお客さんは堪りません…(>_<)

 

資金売り込みに来ている銀行の担当者と、メイン行交代の可能性について交渉を始めました。

不安が現実に…

でもそんな事態を見越して、既に数か月前から手を打っておいたので、多分問題なくメイン行は変更できるでしょう。

転ばぬ先の杖は、問題が「顕在化」する前に用意しておいた方が良いということです!(^^)!



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です