事業再生の現場から

日本国債のタブー

お早うございます。

台風27号の影響とかで、本日も朝から残念な曇り空…。

スカッとした秋晴は、今週末台風が通過するまでお預けの様相です(ToT)

先々週くらいから気になっていた週刊ダイヤモンドの表題号を遅ればせながら買って来ました。

副題は「誰も言えない新たなリスク」ですって。

日本国債については、以前にも自分の考えを書いたりして来ましたが、どうしてもこの手の「煽り」が入ると新たな情報を求め、買ってしまいたくなります。悪い習慣です(涙)

今回週刊ダイヤモンドが言ってる「新たなリスク」とは、従来語られてきたリスク、例えば日本国債の「格下げ」や「入札未達」、ヘッジファンドによる日本国債の「売り浴びせ」更には国内の「自然災害」等々に加え、「金利の急低下」「異次元緩和の出口戦略」「ゆうちょの上場」「リスク基準の見直し」といった要素が顕在化することで「日本売り」が加速し、国債の引き受け手が無くなり財政が破綻するというシナリオを投資家が本気で考え始めた、と言う事らしいのです。

今に始まった事じゃないですけど、不安は募ります…。

少子高齢化で年金制度や国民皆保険制度維持が困難になるだろう事は、国民皆が思っていること…。

生産力や消費が将来的に減退して行くだろう中、膨大に膨れ上がった国債(国の借金)をどうやって償還して行くのか。

借金を帳消しにする「魔術」でも使おうと言うのか、具体的な展望が読めません。

メガバンクを筆頭にした「国債ムラ」が日本の財政を支えている現実が、いつ決壊するのか、とても心配です。

でも日本語が通じて蛇口をひねればすぐお湯も出て、交通の便もよく犯罪も少ないこの国以上に住み易い処ってあるんでしょうか?

そう考えれば、国と共に「沈む」という選択も強(あなが)ち悪い選択とは言えないのかも…知れませんね、ふぅーっ。

 



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