事業再生の現場から

今度は名門 はせ川が…

今朝の下野新聞に残念な記事が載っていました。

戦前から続く、お菓子の老舗・はせ川が宇都宮地裁に破産申立をしたことが判明したそうです。

県内では「はせ川」と言うより、「栃の葉サブレ」の方が馴染み深いかも知れません。

有名な焼き菓子「鳩サブレ」と同じような甘ーいクッキーです。

そう言えば、昔はよく菓子折りと言えば「栃の葉サブレ」を頂いたり、持って行ったりしたものですが、此処10年来は見かける機会も少なくなったような気がします。

記事によれば、社長さんが今月初旬にお亡くなりになり、事業継続を断念することになったのだとか…。

正確かどうか分かりませんが、負債総額は1億5千万円くらいだそうですから、後継者が居て事業継続意欲があるなら、まだまだ十分に経営再建に向けチャレンジできた事案だったのではないでしょうか。

これでまた地元を代表する老舗が、経営破綻に陥り、世の中から消えて行きました…。

 

私達も手にする案件全てを問題解決に導くことはできませんが、何かのご縁でもあればと残念に思います。

つい先達ても、日光市の菓子メーカーが廃業したとニュースに流れました。

盛者必衰は世の常なれど、事業を数十年継続するっていうのは、実に大変なことなのです。



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