事業再生の現場から

MERS禍騒動に揺れる韓国

お早うございます。

本日も宇都宮からのスタートでございます。

ゴルフ全米OPやW杯女子サッカー、錦織選手の活躍などブログネタは決して少なくないのですが、今日はなかなか収束しない「MERS」騒動を取り上げてみようと思います。

お隣り韓国では、MERS報道が起こって2か月余が過ぎていると思いますが、未だ感染の“封じ込め”に成功できず、WHO(世界保健機関)などからは、同国の対応を疑問視する声も上がっているようです。

日本も“陸続き”ではないにしても、地理的には世界で最も隣接している国のことですから、同国内の感染症対策に無関心で居られるものではありません。

病院内での院内感染に留まらず、重症患者から同居する家族への感染が疑われるケースも出てきたことや、増加する感染者数や死者の数に、いったい韓国政府は何をやっているんだ、と言う声が起きても不思議ではない状況かと思います。

韓国への渡航制限や自粛を呼びかける国も出ているそうで、まだMERS騒動が収まる気配は無いようです。

 

私は、韓国政府の封じ込め失敗や諸外国からの同国政府に対する懐疑心を思うにつけ、ある本を思いだすのです。

安生正著「生存者ゼロ」(宝島社文庫)です。

原因不明の「感染症」に襲われた北海道を舞台に、自衛隊員等が活躍する物語なのですが、かつて地球上で類を見ない未知のウィルスの特定(発見)や防疫対策に具体的な対策を採れない日本政府要人の対応に、国際機関(WHO)や各国政府が三行半を突き付ける場面があります。

早急に原因の究明と防疫策を実行できなければ、国際社会から封鎖されてしまう日本…。

 

この辺りの状況が、驚くほどMERS禍に襲われている韓国と似ているのです。

報道によると、MERSは中東のヒトコブラクダが感染媒体とのことで、ほぼ原因や致死率なども知見が整い解明されているようですが、それでも隣国に住む私達にとって脅威であることに違いありません。

具体的かつ有効な手立を早く実行して“封じ込め”を達成させて貰いたいものです。

安生正氏の作品に「ゼロの迎撃」という本もありますが、これもなかなかのサスペンスです!(^^)!

「生存者ゼロ」と並ぶ「ゼロ」シリーズですが、なかなか男心をくすぐる緊迫感が堪らない秀作だと思いますよ、皆さまにもお薦めいたします(笑)



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