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僅か94球で圧巻の完封劇…夏の甲子園始まる

お早うございます。

連日の猛暑に大型台風の接近と、気象情報から目の離せない日々が続きますが、一昨日から全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)が始まりました。

昨日大会二日目には、優勝候補と目される大阪府代表・履正社高校と、石川県代表・星稜高校が登場し、それぞれ打力と投手力という持ち味を存分に発揮した試合を見せてくれました。

1試合5本塁打という強打を見せつけた履正社より、僅か94球という「省エネ投球」で対戦相手を1-0で完封した星稜・奥川投手の充実ぶりが印象に残りました。

バッティングは対戦相手の投手力に大きくされますが、投手力は相手が強力打線であれ、ある程度は計算できますからね。

奥川投手は、立ち上がり相手打線を「三者三振」に抑えたそうですが、以降は「奪三振」に拘る事なく、打たせて取る「省エネ投球」に徹したのでしょう、結局奪三振は「9個」に留まりましたが、投球後の「疲労蓄積」回避という、次戦に向けた準備も十分こなしながらの投球でした。

何せ「優勝候補」と目される星稜高校が優勝するためには、酷暑の中で6試合を勝ち抜く必要があり、全試合奥川投手が投げないにしても、チームとしては、なるべくエースの体力消耗を避け、余力を温存して置く必要があるからです。

星稜高校は、かつて夏の甲子園で名勝負を繰り広げ、その名は全国に知れ渡っていますが、未だ甲子園での優勝経験はありません。

超高校級と称される奥川投手を擁して「深紅の大優勝旗」を北陸・石川県に持って帰れるか、が地元・石川県の皆さんの関心事でしょう。

順当に行けば、三回戦で和歌山県代表・智弁和歌山高校との対戦が、優勝に向けた試金石になると私は見ていますが…

 

他に神奈川県代表・東海大相模高校の前評判が高いようですが、東海大相模は初戦で曲者左腕・林投手を擁する滋賀県代表・近江高校との対戦が決まっています。

変則フォームから繰り出す変化球は、強打東海大相模打線を苦しめるんじゃないかな、と私は見ていますが、結果は誰にも分かりません。

地元代表・作新学院高校にも頑張って貰いたいし、前評判の高いチーム・選手を見るのも楽しい…

実に「高校野球」って良いものですね♪

 



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