事業再生の現場から

熱い視線が注ぐ…事業再構築補助金

お早うございます。

連日暖かい日が続き、サクラだけじゃなくモクレンやレンギョウ等春の到来を告げる庭木も花を着け、畑のあぜ道には菜の花の黄色が目立って来ました。

これで花粉(スギ・ヒノキ)が無ければ、春は最高なんですが(*_*;

 

新型コロナウィルスが社会生活や経済活動に及ぼした(す)大きな影響を少しでも緩和しようと、政府が積極的な経済政策を打ち出しました。

人の移動を伴う「Go Toキャンペーン」の再開には依然慎重ですが、先月令和2年度の第三次補正予算を編成、「新分野展開や業態変換、事業・業種転換等の取組、事業再編などを目指す企業・団体への支援策」として、「事業再構築補助金」なる事業を打ち出したのです。

予算規模は1.1兆円規模です。

中小企業ですと、補助率は総事業費の2/3で補助金の金額は100万円~6,000万円との事。

 

この新たな政府事業開始が決まって”色めき立っている”のが、中小企業診断士を始めとして「補助金コンサル」で生業を立てている業界の人たちです。

具体的に案件の受注も始まっているようで、彼らの報酬は(殆どが成功報酬型と聞きますが)10~20%だと言います。

仮に補助金申請者が3,000万円の補助金を獲得できたなら、彼らをコンサルした業者は10%なら300万円をゲットする訳ですから、悪い商売ではありません。

複数の案件を抱え、1億円近い補助金導入に成功すれば、悪くても1年は暮らしていける報酬が獲得できるのですから、当然情報収集には真剣になるし依頼者とのコンタクトも緊密になります。

「モノ作り補助金」の指導実績が複数以上ある先生等は、今回も引く手あまたでしょう。

 

弊社も「認定経営革新等支援機関」に登録されていますので、色々なところから「セミナー案内」「情報交換会」への案内が届きます。

自社の取引先が補助金を導入したいという事であれば、協力せざるを得ないと思いますが、積極的に補助金案件に取り組むことはできないと思います。

取引先のニーズと動きを見て相談しながら決めると言うのが、今のスタンスで…

と言いつつ、これからお邪魔する先ではこの「事業再構築補助金」の話が聞きたいという事なんですが(*_*;

 

 

 

 



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