事業再生の現場から

それでも起業を目指す!!

お早うございます。

立冬(11/8)を過ぎたと言うのに、生暖かい空気感…

空模様も生憎の雨で、“冬の走り”とは言い難い週明けになりました。

 

先週金曜日のこと。

人の縁で、これから起業を目指す「事業化予備軍」の皆さんとの勉強会に参加して来ました。

私の担当は「事業化ファイナンス」

要は、事業を円滑にスタートさせるに当たっての資金計画です。

参加者の多くは、本当にこらからビジネスをスタートさせよう考えている「若者(じゃない人も大勢いましたが)」で、とにかくビジネスモデルを具現化して前に進めようという意欲に溢れている人達ばかり…

「赤字では企業は倒産しない」とか「黒字でも資金繰りが回らないと事業は立ち行かなくなる」と説いても、なかなかピンと来ない様子でした。

 

全体セミナーが終わって分科会が始まり、名刺交換ができるようになると、ファイナンスに興味を持った数人と個別案件についてアドバイスを求められましたが、行動的で情熱的な反面、「果たしてこんな安直な考え方で起業してやっていけるのか?」と思わざるを得ないような軽い考え方をしている経営者予備軍の多さにビックリ!!

それでも起業家の多くは、エンジンの馬力の大きさと「成功したい」という強烈な情熱で、多くの困難の山を越えて行くのでしょう。

“幸運”という気まぐれな要因によって、IPO=株式上場に辿り着き、ベンチャーの旗手と称えられる「成功者」になることも、強ち不可能なことではないのかも知れません。

起業することで、前途には「厳しい試練」が待っているのかも知れませんが、それでも若者は起業を目指します。

「いまどきの若者は…何を考えているか分からない」「ゆとり教育世代は、常識的なことが…」と言われることもありますが、チャレンジを厭わない若者のビジネスへの姿勢は、歓迎すべきことだと思います。

 



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