事業再生の現場から

ラグビーW杯観戦記②

仕事に関係ない話題で恐縮ですが…

日本が奮闘する予選グループB組で、初戦“まさかの敗戦”でスタートした南アフリカチームが早々と予選通過を決めたようです。

実力はグループ(プール)で頭一つ以上抜けている南アフリカですから(これも私見です)、堂々の1位通過は、想定通りでしょう。

同チームのメイヤーHCが、記者団から投げ掛けられた「決勝トーナメント(緒戦)で当たりたくないのは、オーストラリアとウェールズのどっち?」との問いに、「(決勝トーナメントで)当たりたくないのは、日本だ」と答えたのは、ご愛嬌というところでしょう(笑)、余裕の予選通過です。

さて問題の日本代表ですが、予選の最終戦は対アメリカ戦です。

試合日程による選手の消耗と日本戦に向けた本気度が、南アフリカ戦の0-64というスコアに表われていると思います。つまり南アフリカ戦は、ベストの戦力で戦ってはいないということです。

日本戦には、ベストメンバーがコンディションを整え、万全な形で臨むのだと思います。

体力に優れた相手との試合が続き、日本代表の消耗も相当なものだと思いますが、最終戦です。決勝トーナメント進出は非常に厳しいのですが、W杯本選で南アフリカを破った殊勲の大金星と、アメリカを下した場合の本選3勝は、過去の実績から言って「望外」の成果となる筈です。(過去W杯本選で、米国には2戦全敗ですから)

代表チーム諸氏には、最後の力を振り絞って好試合を見せていただき、結果は別として、堂々と凱旋帰国して頂きたいものです。

 

それにしても日本代表のHCとして、代表チームを「再生」させたEジョーンズ氏が、大会後に日本を離れることが既に決まっていることは残念です。

私達の仕事「事業再生」にも、通じるものがありますね、きっと。

問題点をひとつひとつ洗い出して分析、具体的な改善策を練って計画を策定したら、ひたすら愚直に行動する、プレーヤーには「やって来たこと」が自信になり、本番でも実績を残せたことで、それが「確信」になったのでしょう。

中小企業の経営者にとっても、見倣うべき点が多いと思いますね。

 

 



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