事業再生の現場から

時効成立③

一通り「時効」についてA元社長夫妻に説明した後、 保証協会から今後「時効中断」の動きがあった場合の対応 についてアドバイスしたのが、今から2か月と少し前でした。   その後「時効成立」の前々日にA元社長から電話 …続きを読む

時効成立②

昨日の続き… 昔からの商家の生まれであるA元社長の奥さまは、経理担当者として家業を盛り立て、ご主人を長い間支えて来られました。 売上や仕入・経費支払等の記録は無論「手書き」で、イマドキの販売管理などのシステムに頼る事なく …続きを読む

時効成立

最近あった実例… 債権には「時効」があり、一定期間を過ぎるとその債権が「消滅」した事を主張できる事を知っている人は多いと思います。 例えば、企業の売掛金など商事債権は2年、労働者賃金も2年、銀行などが取引先に融資した貸出 …続きを読む

リスケの出口が見えた!!③

忘れもしない3年前の2月25日、私は給料日の支払を終えた後の事務所に呼ばれ、A社長と実弟B氏の3人による鳩首会談が行なわれました。 ズバリ、4月末(GW前)での廃業についてです。 従業員の解雇や銀行への支払停止と当面の資 …続きを読む

リスケの出口が見えた!!②

「円滑化法」が施行される前に、資金繰り維持のためA社が取引金融機関にお願いしたリスケは、「3年間の元金返済棚上げ」でした。構造改革を図る3年間は、「元金返済無で、利息だけにして!」というものでした。 昨日も少し触れました …続きを読む